入れ歯・ブリッジとの違いARTIFICIAL TOOTH・BRIDGE
インプラントと、従来の入れ歯・ブリッジとの違いをご紹介します。
違っている部分が、そのままインプラントの利点になっていることにお気づき頂けると思います。
他の歯への負担
インプラントは顎の骨に直接埋入するため、他の歯に余計な負担をかけることがありません。
しかし、従来の方法では、残っている歯に力や機能的な分担をしてもらうことになります。
部分入れ歯
バネで支えるためにガタツキやすく、バネを掛けた歯に負担がかかりすぎて数年でぐらつき始め、抜歯することになるケースがあり、噛む力も衰えます。
ブリッジ
両隣の健康な歯を削ることになりますので、健康な歯を悪化させる可能性が高くなります。
また、支える歯に大きな力がかかるので、それが原因で歯を失うケースもあります。
見た目の問題
インプラントではセラミック製の人工歯を健康な歯の色に合わせて作ることが出来るため、違和感のない自然な口元になります。
部分入れ歯
バネを使って隣の歯に引っ掛けますが、そのバネが外から見えてしまいます。
また、口を開けると上の入れ歯が脱落することがあります。
噛む力
顎の骨に直接埋入してしっかりと固定するインプラントでは、天然の歯とほぼ同じ力を出すことが出来ます。
「ものを噛む」という行為は、ものを食べるためだけではなく、顎の骨や筋肉の退化を防ぎ、口元のハリをキープ出来ることでシワの発生を防ぐ効果を期待できます。
部分入れ歯
天然の歯に比べて約30%~40%程度の力しか出ません。総入れ歯だとさらに落ちて約10%~20%程度の力しか出すことができません。
この数値ですと、顎の骨や筋肉の退化をまねく以前に、固いものを噛むことすら困難になります。
ブリッジ
天然の歯に比べて約60%程度の力しか出せません。しかもブリッジをかける歯の状態により数値は下がります。
衛生面の問題
顎の骨に人工歯根を直接埋入するインプラントは、衛生面でも大きな利点があります。
口腔内を清潔に保つことは、歯周病など健康面と、口臭などのエチケット面の両方においてとても大事なことですが、従来の方法ですとどうしても不衛生になりやすい口腔内環境が生まれてしまいます。
部分入れ歯
入れ歯部分に食べ物が詰まりやすく、不衛生になりやすいです。
ブリッジ
ブリッジ下部と歯肉(歯茎)の間に食べ物が詰まりやすく、不衛生になりやすいです。